仲田拡輝くんが

 

 

 

2017年2月。

気付いたら少年倶楽部の収録に呼ばれていませんでした。

気付いたら公式の写真が売り切れになりました。

気付いたら常連のアイドル雑誌に載っていませんでした。

気付いたら前年に出ていた公演に出演者としての名前がありませんでした。

気付いたら仲田くんはジャニーズ事務所を辞めていました。

とにかく自分の気持ちを整理したくてこの文章を打ちはじめましたが全くもって分からなくなっています。何が分からないか、分からないとも言うのか。上記のような事実のみで仲田くんが辞めたと断定すべきではないか、断定してしまい、もしそうじゃなかった場合にとても失礼になるのじゃないかと考えたりしまっています。

でも上記の事実が辞めてないと結びつくために急な大きなドラマ!とか舞台!とか入ってしまったと。何度も考えたけど、やっぱり・・・と受け止めなくちゃいけないのかなと思っている2月25日です。この文章がいつ完成するか分からないけれど。

 

 

 

 

私は仲田くんが大好きだ!私の好きな人だ!と感じたのは2012年のA.B.C-ZのSUMMARYでした。2010年頃からPLAY ZONEを見に行っていた私は仲田くんの存在は知っていましたが、そこまで気に留める存在ではありませんでした。2012年に新しくTravis Japanというグループができ、そのグループに仲田くんが入っていたことは知っていました。舞台自体が好きなこともあり、PLAY ZONEから生まれたTravis Japanには親しみ深さは感じていました。

夏だから(SUMMARYは夏にあります)と友人と計画して浴衣を着て、橋本くんのうちわを持って参加しました。席も確か前の方でかなり浮足立っていました。楽しかったー!!小さいjrの子たちが初々しくてまさしく夏休み。Travis JapanはSUMMARYの公演とPLAY ZONEの公演がちょうどかぶっていたため、PLAY ZONEが終わるまでは参加していなかったのですがPLAY ZONEが終わったタイミングでSUMMARYに途中参加し、ちょうど見ることができたのです。

実は2012年のSUMMARY期間で私はよくわからないマイナス思考になってしまっていて。自分の中のいろいろなことに嫌気がさしていて、それを現場にも持ち込むような。なんていうかとにかく溜息ばかりついちゃうような。そんなモヤモヤした気持ちでSUMMARYを見ていたら満面の笑顔を浮かべ、会場一楽しんでる仲田くんの姿が目の前に飛び込んできました。jrみんなでバイバーイと手を振るような場面で、仲田くんは前の方にイェーイ!と出てきてすぐ後ろの方に下がるということをしていました。いつもの仲田くんのひょうきんな感じ。ふざけてるとも言えるかもしれないけれど、私にはそれはすごくまっすぐにその自分のいる場所を楽しみ、仲間と共有している姿に憧れを感じました。そんな小さな出来事かもしれませんがその一瞬で、いとも簡単にぐいーーーーんと心を持っていかれてしまい、目線から、体の向きから仲田くんの方を向いていたいと思いました。橋本くんのうちわを持ちながら仲田くんのうちわを持ちたいとこっそりと思いました。でもそんなことはできないので、恥ずかしいと思いながらも「ヒロキー!!」と呼んでしまったりなんかしました。掛け持ちのはじまり、はじまり。

しかしSUMMARY期間ある日を過ぎると仲田くんは姿を見せなくなりました。まさか辞めたのか・・・何もわからない状況だったのですが、もし戻ってきたときには全力で応援しようと強く思いました。

 

2012年12月、戻ってきた先はまさかのTravis Japanのメンバーではなく、増田、アンダーソン、角井、半澤、岸などなどのメンバーの中でした。少年倶楽部の収録にそのメンバーで出演していたのです。はーーーうれしかったな!!!待ってたよ!!!。少年倶楽部で見せてくれたお久しぶりな仲田くんはちょっとパッとしていなくて素朴な感じの見た目だったのですがダンスには安定感があり全然衰えていなくて、うん、最高だな!(語彙力・・・)と思いました。おかえり~

 

そして来たる12月横アリで行われたフレッシュjrコンサートですがもしかしたらという望みをかけてチケットを取り新横浜に向かいました。もしかしたらという望みをかけて初めての拡輝といううちわを作り持参しました。そこで友人とご飯を食べていてTwitterをチェックしていると、横アリに飾られていたメッセージの写真がまわってきてその中にも仲田くんの言葉もあり、つまりはコンサートの出演が決定したのでした。

ついに仲田くんのうちわを持てるんだ!!!

ウキウキして会場に入り立ち見列に並んでいると、まさかのアリーナの最前列へ移動となり、大興奮しました。う、運命ーーーー!!

 

以下気持ちの悪い感想

 

 

 

  

 

実は前日にジャニーズワールドへ行き、橋本くんに満足し、翌日には横アリへ行き、仲田くんのうちわを持つというまさにホクホクの2日間でした。

掛け持ちっぽくなってきましたね。

 

そして2012年最後のカウコンに行き、見事に仲田くんを発見したのでした。仲田くん完全復活。

 

2013年1月に元々申し込みをしていたSexy Zoneの横アリのコンサートがありました。

同時に1月のジャニーズワールドでは滝沢秀明さん、タッキーが出演し、12月とは少し異なった舞台になっていました。タッキーのおかげでA.B.C-Zの出演時間も以前より多くなっておりまさにエビ担にとっては美味しい舞台になっていました。私はチケットが取れず、探したけど見つからず、大金を注ぎ込む勇気もなく、そんな途方に暮れた状況で横アリに向かいました。(SUMMARYに続きモヤッとしている・・笑

もしかしたら1月のジャニワから仲田くんは出演するのではないかと思っていましたが、出演しなかった。ならば横アリなのかもしれない。もう願うような気持ちで、また横アリに仲田くんのうちわを持ち、ステージが始まるのを待ちました。会場のギャルに白い目で見られたのを覚えています。

 

 

 

 

 

 

 4日は仲田くんの誕生日だったため、即席のお誕生日おめでとううちわを持ちました。誕生日祝いのうちわ始めてだったかもしれない。19歳のほやほやの仲田くんを見れたことが最高に幸せでした。仲田くんが出ると分かった瞬間、急きょ何枚かチケットを譲ってもらい、入る予定のなかったオーラスにも入りました。

アルバムを引っ提げてのコンサートで、どの曲も好きでとっても楽しくて飽きないコンサートでした。特に中島くんと菊池くん のソロ曲が最高の極み・・・

それはあの名曲Teleportationrougeでした。

Teleportionは振付が大好きで、かっこいい振付と中島くんの力強いセクシーな歌声のマッチングが心地いい。

rougeは息が止まりそうになるくらいにかっこよく、ゆったりとなだらかなセクシーな菊池くんの歌声と、同じようにセクシーな振付が絶妙。今まで全開で笑っていた仲田くんから表情がなくなり、必死にダンスに徹し、その世界観にどっぷり身と置く姿にドキドキしっぱなしでした。本当に曲ごとに変わる人だなぁ。見たことのない大人な色気が香っていた仲田くんがいました。それからrougeが好きで、毎日のように聞いていました。少年倶楽部で仲田くんを含めコンサートのバックだったJrを従えてrougeを披露してくれた菊池くんには頭が上がらないよ~

1月のジャニワに行けないことよりも、セクゾンの新春コンサートで仲田くんを見れなかったことの方が私にとっては後悔したのかもしれないと後から思い、それは今も強く思います。セクゾンのデビュー曲を踊る仲田くんはもう一生見れないんだろうなとも思いました。

 

仲田くん復活からの流れが私にとっては運命のように駆け抜けたという思いがあってこれからも応援したいと強く思う年でした。

 

私は仲田くんの現場を重ねるたびになんでこの人一筋になれないのだろうと思うようになりました。仲田担と名乗りたい。むしろ橋本くんを見つけていなければきっと、仲田担で終わっていたのじゃないかって何度も思いました。そんなどちらに対しても失礼な話はあるかよと思いながら本心ではそう考えていました。

でも橋本くんも私にとっても大切で元気をくれる存在で、夢を叶えてほしくて。素直で不器用でなかなか伝わりにくいのだけど、それでももがいてこちらに寄ってきてくれている所もあって優しすぎるよとか思ったりして。でもまたいつのまにか離れていくようなそんな所もあって、橋本担の自分はとても不安定だなと思うときもありました。私は橋本担だと自覚して応援はじめたときはすべてを受け入れるファンになりたいと思って1,2年はたぶんできたと思うのだけど、いつのまにか受け入れられない部分も出てきました。人間だもの・・・完璧なんてないんだよね。でも求めてしまう人間のさが的な・・・

そんなモヤモヤした気持ちを一気に吹き飛ばしてくれるのが仲田くんだったと思っています。

なにか埋めてくれていたという気持ちは全くなかったのだけど、私がしたかった全てを受け入れるという応援スタイルをすることが苦ではありませんでした。仲田くんがいるから行こう。いるのであれば楽しいに間違いないと思わせてくれた。そしてその通りでした。

 

うれしいことたくさんあったのだけど、ドリアン・グレイの肖像の舞台が決まったときは本当にうれしかった。うれしすぎて泣いた。ジャニーズjrがそう簡単に舞台に出れないことを知っていたから、選ばれたことがうれしくて泣いた。

後から雑誌で事務所に演劇や舞台をやりたいなどと話したことがあると聞いて納得した。話してこうやって仕事をもらえて見事にやりきってみんなに愛される仲田くんのうれしそうな笑顔が忘れられません。

 

私はTravisJapan9人が大好きで、ちょうどこの頃から9人でのお仕事が増え始めました。

9人で中山優馬くんのMVに参加したり、近藤真彦さんのコンサートでバックダンサーをつとめたり、タッキー&翼さんのコンサートでメインでバックダンサーをつとめたり。

9人が大好きだったのだけど、なかなか9人が揃うことはなくてずっと待ち望んでいた9人がやっと見えてきて評価してもらえたのがうれしかった。うちの子たちすごいよね!!!って。

 

2016年は私にとっていろいろな夢が叶った年でした。

9人のTravisJapan単独クリエ公演。

9人の作る空気感が好きでそれぞれバラバラなんだけど、和気あいあいとしていて家族のようで決して否定するのではなく、9人にいるからこそもっと楽しいねって言い合える。いつだって前向きでいようとする姿勢が好きです。それは今でも変わらず。

今まで呼ばれなかったガムシャラにも呼んでもらえたり、少年倶楽部にレギュラー出演するようになったり、なんて順風満帆なんだろうと思いました。

 

極めつけはABC座出演。

ついにA.B.C-ZとTravisJapanが共演する日が来るなんて。。。

A.B.C-Zの曲を踊る仲田くんが見たいってずっと思っていたのでうれしくてたまらなかった。もうここで終わりたいって思えるほどでした。

演劇部分が終わりショータイムに入ったときのあの感動。特別大好きな2人が同じ舞台に立ち、同じ曲を歌って踊っているという事実に感激しっぱなしでした。眩しくて、キラキラしていて、夢の世界のようでした。ずっと踊っていてほしいと思いました。

 

2017年3月

公式の場から仲田拡輝という名前も写真もなくなりました。

 

ジャニーズjrを応援していたらきっと誰でも考える退所。でも私は仲田くんは順風満帆だと思っていたからもう辞めるなんて思わないようになっていました。辞めるそぶりも全くなかった。きちんとその仕事を楽しんで、しっかりと見せてくれていた。だからあまりに突然で何が起きたかよく分からなくて悲しいのだけど受け入れがたく悲しんでしまったらもういないという事実になってしまいそうで怖くてってそんなことを考えていました。

退所してしまったらその人を嫌いになるのかなとか考えたこともあったのだけど、そんなことは全くなかった。今までの金返せよぐらい思うのかなとか考えたこともあったけど、別に今までのことがすべて終わるというわけではないし、わたしが大好きなグループは存在しているし。

仲田くんはとても潔く真摯で一生懸命で全力なアイドルであったから、私はその一部始終を見ることができてとても幸せ。出会えて仲田くんの笑顔を見て元気でやってるなーと感じれるだけで幸せで、私も同じように元気でやりたいなーと何度も思えたから幸せでした。私の中ではいつもアイドルでいてくれたんだなぁ。

アイドル姿をもう見れないのがとてもとても悲しくて悲しすぎるのだけど、でもそれを超える幸せで楽しい出来事を、仲田くんを応援するということだけで呼び込んでくれたからやっぱりありがとうとお礼が言いたい。

 

ありがとう。ジャニーズjrの、TravisJapanの仲田拡輝くんが大好きでした。

 

 

2017年3月下旬に私は去年よりも花粉症がひどくなって、でも4月に入ったら少しおさまってきました。車を運転しながら、いつかまた仲田くんを見ることができるんだと思ったら桜が咲きそうなつぼみを発見しました。春が楽しくなりました。そして夏も。また元気な姿見せてよ。